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  3. 【焦らず対応できる】猫が脱走してしまった時に必ずやること【手順あり】

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猫が家から脱走してしまった…。

どうしたらいいの…。

飼い主さんは気持ちが動転して、冷静に対応できないと思います。

まず、あわてず落ち着いて、以下を順番に行ってください。

脱走して外から家に帰ってきたキジ猫

もう一度、家の中を探す

すでに家の中は探したと思いますが、どこかに隠れているだろうと考えず、もう一度探します。

猫は「狭いところ」「暗いところ」「高いところ」が好きです。

猫の名前を呼びながら、家の中をくまなく探します。

ソファーの下、段ボール箱の中、エアコンの上、布団の中など。

家のまわりを探す

そのうち帰ってくるだろうと思わず、すぐに行動します。

ベランダ、庭、室外機の裏など、家の建物のまわりを見ます。

また、木の上や車の下など、上から下まで一歩ひいて、広い視野で見ましょう。

脱走直後の数時間は、あまり遠くへは行かず、近くに隠れていることが多いです。

家の中とその周辺は、入念に探してください。

近所を探す

家から半径100mを探します。

植え込みの中や、自動販売機のすき間も見ます。

猫の目線になって、低い体勢になることも重要です。

<近所を探すときに持参するもの>

  • キャリーバッグ、洗濯ネット
  • 好きなおやつ、またたび
  • 好きなおもちゃ

猫は日中より、朝や夕方に見つかる可能性が高いので、時間帯も意識して探しましょう。

動物愛護センター・警察に連絡する

保護されている可能性があるため、下記に連絡します。

  • 動物愛護センター、保健所
  • 警察
  • 近所の動物病院

問い合わせるときは、下記を伝えます。

  • 脱走した場所(〇〇付近など)
  • 毛色、品種
  • 体の特徴
  • 名前、性別、年齢
  • マイクロチップの有無

チラシを作って情報を集める

チラシには、問い合わせたとき(上記)と同じ情報を書きます。

連絡先は、電話番号とメールアドレスを書きます。

飼い主さんのお名前も忘れずに。

チラシはネコチラブログさんのテンプレをご紹介します。

チラシは「カラー」で作ります。

サイズは「A4」が最適です。

※サイズは状況に合わせて変更してください

猫を見つけるのは時間との戦いですので、取り急ぎチラシはテンプレを見ながら手書きで作ります。

時間ができた場合は、パソコンで作りましょう。

チラシを貼らせてもらう

動物病院、スーパーの掲示板、コンビニの入り口などに、チラシを貼らせてもらいます。

人通りの多い道に面しているお店にお願いするのも効果的です。

※必ず許可を取ってください

雨や風からチラシを守るために、「ラミネート」は必須です。

ラミネート機がない場合は、セルフラミネートフィルムが便利です。

ダイソー、セリアなどの100均にあります。

ラミネート機は不要。手貼りで簡単にラミネートができます。

薄いクリアファイルのホルダーに入れて、端を透明テープで貼るのもよいでしょう。

チラシをポスティングする

ポスティングの場合は、「カラーまたは白黒」で作ります。

サイズは「A4またはB5」。

目撃情報を集める有効な手段ですので、広範囲に行いましょう。

ポスティング禁止の場所もあるため、注意してポスティングをしてください。

SNSで情報発信・収集をする

SNSで、猫が行方不明であることを知らせます。

チラシと同様に、詳細な情報を書きます。

見かけたら連絡してもらうよう伝えます。

SNSは拡散力があるので、ぜひ利用しましょう。

同時に、脱走した地域を中心に「迷い猫がいます」「猫を保護しています」など検索し、情報の収集をこまめに行います。

迷子探しの掲示板を利用する方法もあります。

迷子捜しードコノコ

帰りを待つ

好きなおやつやフードを置いて、猫の帰りを待ちます。

最終的な手段として、捕獲器を置いて待つ方法もあります。

地域の動物愛護センター、保護団体、動物病院で、捕獲器貸し出しをしているところもあるので問い合わせましょう。

探し始めてから時間が経過した場合でも、あきらめてはいけません。

チラシを作り変えて再度貼る、ポスティングをする、SNSで情報の発信・収集を繰り返します。

また、チラシを貼らせてもらったお店などに行き、お礼を言うとともに情報収集を行います。

ポスティングをした場所での、聞き込みも大事です。

おわりに

猫が脱走してしまったら、飼い主さんは気持ちが動転してどうしたらいいかわからなくなると思います。

とにかく、落ち着いてすぐに行動してください。

「もう一度探す」、そして「情報収集」です。

一日も早く、猫さんが見つかりますように。