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みなさんは、どんなきっかけで、猫さんをお家に家族の一員として、お迎えされましたか?
念願が叶って猫をお迎えできた、突然猫を保護することになった、代々家に猫がいる猫飼い家系だから、など。
みなさんそれぞれに、忘れられない大事なきっかけがあり、猫をお迎えするに至ったのではないでしょうか。
初めて猫をお家にお迎えする場合、まず最初に「食事」「トイレ」「寝る場所」を準備します。
そして、その準備の中で特に重要になってくるのは、「食事」ですよね。
キャットフードのパッケージを見ると、色んなことが書いてあります。
肉や魚の味や、ドライやウェット、子猫用や成猫用など…。
フードの種類は、味のほか、猫のライフステージ(子猫、成猫、老猫)や、健康状態などにより、細かく分かれています。
キャットフードについての知識があまりない場合、種類が多すぎて、どれを選べばよいのかわからなくなります。
今回は、猫に合ったフードを選ぶため、猫の食べ物について、最初に知っておきたいこと超基本の5つをご紹介します。
1.猫は肉食動物
猫は、主に肉を食べる肉食動物です。
猫の祖先は、木の上に住み、ネズミやウサギ、小鳥、昆虫などの獲物を狩って暮らしていました。
ハンターとして暮らしてきた猫は、獲物をしとめるための鋭い歯と、肉を切り裂く歯を持っています。
また、肉食動物であるの猫の腸の長さは、雑食の人間や犬と比べると短くなっています。
猫の小腸(食べ物の消化や吸収をする)の長さは、犬の半分程度です。
※猫の小腸:約1.7m、犬の小腸:約4m、人の小腸:6~7m
肉は植物よりも消化されやすいため、消化にかかる時間が短く、それに比例して腸の長さも短いのです。
2.猫=(イコール)魚が好き、ではない
日本では、「猫は魚が好き」と思っている方が多いのではないでしょうか。
猫は肉食動物であるにもかかわらず、なぜ「猫は魚が好き」になっているのでしょう?
その理由をあげてみると、主に以下の2つがあります。
- 日本の魚食文化
海に囲まれ豊かな漁場がある日本では、漁業が盛んになり、人々の食生活は米と魚が中心となりました。
猫も、その魚食文化の中で暮らす中で、魚を食べる機会がたくさんあったから、と考えられます。
港には新鮮な魚があり、人々の食べる魚が街に出回りました。
猫は餌として人からもらうなど、魚を頻繁に食べるようになりました。
猫の生活の中で、魚はとても身近な存在になったのです。
- イメージの影響
イラストや写真、アニメなどで、猫と一緒に描かれているまたは写っている食べ物といえば何でしょう?
猫のイラストや写真をネットで検索した場合、猫と共にある食べ物は、肉よりも魚の方が圧倒的に多く見られます。
また別の例として、人気アニメの歌詞の中に、魚をくわえる猫の描写があります。
猫と魚の方が、猫と肉よりもイメージとしてわきやすく、描きやすいのかもしれません。
3.肉派か魚派かは、猫による
肉が好きか魚が好きかは、猫の好みによります。
そのため「猫は肉食だから肉が好き」とか「猫といえば魚でしょ」、と決めつけずどちらも与えてみて肉派か魚派を判断しましょう。
肉が好きな猫、魚が好きな猫。
もちろん、肉と魚両方好きな猫もいます。
猫がフードを食べない…となった場合、食欲不振や体調不良が考えられますが、ただ単にその味が好きではない、という可能性もあります。
4.猫=(イコール)牛乳が好き、ではない
イメージの影響で言えば、「猫は牛乳が好き」というイメージを持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
実際は、猫に人用の牛乳を与えるのは注意が必要です。
猫は、人用の牛乳に含まれる、乳糖を分解することができません。
下痢やアレルギー症状を起こすことがあるため、人用の牛乳は避けましょう。
猫がおいしそうに飲んでいたとしても、牛乳は消化されず下痢を引き起こします。
「猫用のミルク」を与えてください。
5.生(なま)の食べ物はNG
基本的に、生の魚介類や甲殻類、生の肉は与えてはいけません。
キャットフードを購入ではなく、手作りの場合は、必ず加熱調理をしてください。
生の魚介類や甲殻類は、消化不良や下痢、嘔吐の原因になることがあります。
生の肉は、寄生虫や菌に感染する可能性があります。
そして、生(なま)は腐敗のリスクもあります。
ただし、新鮮できちんと管理されたものであれば、生の魚や肉でも猫は食べることができます。
基本的には加熱をして、骨を取り除き、食べやすい大きさにしてから与えてください。
※塩などの味付けは必要ありません
まとめ
猫の食べ物、キャットフードについて、まず最初に知っておくべきこと超基本の5つをご紹介しました。
キャットフードは種類が多いため、最初はわからないことや迷うことがあると思います。
フードを選ぶ際、食事を与える際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したことに加えて、フード選びには猫の年齢や健康状態の考慮も必要です。
判断に迷う際や、急にフードを変える際には、かかりつけのお医者さんにご相談ください。
猫さんに合ったフード選びができますように。